住宅ローンを配当金で賄う方法とは？

更新日:2019/3/2

住宅ローンを配当金で賄う方法を考えてみた

住宅は一生のうちで一番購入金額が高いと言っていい程ですよね。出来る限り頭金を貯めて購入する！というのが一般的でしょうが、それだと何年経って買えるのか見当もつきません。今の時代の住宅ローンの低金利を活かすと、株の配当金の方が高いためそちらで補えないか？を考えてみたいと思います。
いわゆる計算式は以下の通りで考えます。

それでは、モデルケースとして3500万円の家を出来る限り毎月の支出無しで購入する方法が無いのか？を検討してみます。
現在の金利ですが、以下の通りです。かなり低金利ですね・・・

頭金は500万、3000万円をローンで30年として考えます。その場合、以下条件だと毎月の支出は以下の通りです。

結果は、毎月9.24万円です！
なかなかの金額ですね。現代は65歳が定年なので、65歳までに返済できるように計画した方がいいですね。

さて、毎月9.24万円を配当金で得るためにはどの様にしたら良いでしょうか？
5%の配当利回りがある株をいくら買えばいいのでしょうか？以下計算式で求められます。

毎月9.24万円を配当金で得るための資産

計算結果はなんと2772万円！
かなりの資金を集めないといけませんね。

でもこれだけ資産を貯蓄できれば、年利5％の配当金で家を購入可能です。もちろん配当利回りが常に5%を維持することは難しいです。しかも株の場合は、配当利回りだけではなくて、株価も動きますので、上がるかもしれませんし下がるかもしれません。株価が思いのほか上がった場合は、いったん売ってしまって他の株価が比較的落ちている企業へ乗り換えた方がいいかもしれませんね。
それでは、2772万を貯めるには、毎月5万、ボーナスで20万円として、年数はどの位かかるでしょうか？年間100万円なので28年間かかりますね。普通に貯金するとかなり厳しいです。
目標としては毎月10万、ボーナス30万円で年間180万ですので、15年間。23歳から働くとして、38歳で目標達成です。そこからは住宅ローンの毎月支払いが0円になりますので、バラ色人生が待っていますね！でもそれだけあれば頭金に入れたくなりますね！ただ頭金に今入れなくてもキャッシュが手元にあるというのはかなり心強いですし、配当も生み出してくれます。それでは、キャッシュで購入した場合と配当金を貰いながら支払った場合で資産がどのようになるか見たみたいと思います。

3000万円を2772万円を頭金を支払った場合と、配当を得ながらの場合の差は？

頭金を支払わない場合、2772万円の資産はすべて住宅ローン支払いに充当できますので一切の費用を支払う必要はありません。逆に頭金で支払った場合は、残りの228万円を支払わないといけませんし、配当金を得続ける毎月の9.24万円の機会損失があります。なので、お金に働いてもらうためには一気に頭金を支払ったら勿体ない！ということが分かります。

でも、購入している企業が倒産したり心配があると思います。その場合は、分散投資をするなりしてリスクを減らすことが重要ですね。なので、配当利回りが5％を超える企業がどれだけあるか？を以下のリストで調べたいと思います。

配当利回りが5％超えの企業ランキング！

株の名言に「1つの籠に卵を盛るな」とあります。同じ銘柄しかない場合、その銘柄が崩れたら卵が割れて使えなくなるように、一気にダメージを受けます。その場合は、投資から退場する可能性がありますので、同じ銘柄しか投資しないはリスクでしかありません。

それでは、配当利回りが5％超えの企業ランキングを見てみましょう！