がん保険は2人に1人の時代に惑わされたらダメ!本当に保険は必要なのか?
更新日:2019/4/1
TVCMにもでかでかと。2人に1人がガンになるって本当?
先ず、TVコマーシャルで2人で1人がガンになる話は本当です。え!それだと早くがん保険に入らないと!と思った方は、TVに惑わされていますので、ちゃんと事実を確認することをお勧めします。
この2人に1人ですが、あたりまえですが色んな条件が含まれています。なので、数値の意味を理解することが重要です。ではどんな条件なのでしょうか?
先ずは当たり前から、保険会社は利益を追求する会社です。なので2人に1人がガンになっていたら保険金を出さないといけないので破産してしまいます。それなのに何でこんなにかかりやすいガンなのに加入者を募集したがるのでしょうか?
保険屋さんも商売ですからね。ちなみに保険金の中には、いつもしつこく保険を勧誘してくる営業マンの給料も入っています。しつこさは人にはよりますが。
なので本結果を受け取る年齢にもよりますが若ければ若いほど保険料は安いです。何故なら2人に1人にガンになる確率はもっと年をとってからだからです。しかも2人に1人保険金を払えばいいですので、単純に言えば保険金を払う金額を一人から1/2を集めれば収支はトントン。それ以上集めればどんどん保険屋の利益になります。なので、お金を収集すればするほど当たり前ですが儲かります
ガンになる年齢は?
アクサダイレクト生命の記事によると現役時代の60歳を超えると急激にガンになる確率が増えていきます。なので現役時代中はガンになることはほぼほぼないと考えてよいと考えています。なので現役時代に本当にガンのことを心配する必要があるのでしょうか?
仮に同会社でがん保険の支払いシミュレーションをしてみた結果は、以下の通りです。
やはり現役世代が終了してからがん保険の契約をした方が保険金は高くなります。当たり前ですが払い込み金額を回収できなくなる確率が高くなりますので、保険金は上がっていきますね。なので、どうしても不安な人は保険金に入った方がいいかもしれません。
保険料1,710円/月、で総額約103万円
保険料2,550円/月、で総額約108万円
保険料3,860円/月、で総額約138万円
でもよくよく考えると、保険金の払い込みの100万円が欲しいのであれば、よっぽどではない限り貯金した方がいいような気がしますね。何故でしょうか?
ガンの治療費用は?
何故ならがんの治療費は平均約100万円ほどです。なので、100万円ほどであれば特に保険金で補わなくても貯金から補う方法もあります。しかも2人に1人がガンになる時代ですので、ならない人もいます。50%の確率で100万円の治療費のために保険金を支払うべきか?となれば、無理して保険屋に煽られて保険に入る!というのは不要なのかもしれません。
営業マンは保険を獲得したらその金額の何割かが給料に反映されますので、ありとあらゆる手段であなたを誘惑してきます。なのであいまいな考えで保険に入ることが無いようにしましょう。
また、ガンですが実際に支払う金額ですが、保険適用がされれば医療費の総額の内の3割分が負担となります。なので、更に総額を抑えることが出来ますので
例えば、入院費の総額が50万円かかった場合、医療費の総額で40万円、健康保険等が適用されない費用(食事負担、差額ベッド代)などの総額で10万円だった場合は、医療費の総額の内の3割分(12万円)が自己負担となります。
ガンの保険費の捻出
なので、私ならその月々の費用は来るべきがんになる時代に備えてETFを購入して配当金を得ながらがん保険代を捻出したいと考えています。